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アシュタンガヨガのある毎日
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『脳と瞑想』

「心を軽くするヨガ」の準備で、
専門外の心理学領域のことや、
瞑想について学ぶうちに、
行き当たったのがこの本。

脳外科医の篠浦先生という方と、
タイのお寺で長年修行されている
日本人僧侶プラユキ・ナラテボー師
との対談本だ。

以前読んだ『禅と脳』 にも、
かなりソソられたけど、
『脳と瞑想』にも引き込まれたー。

しばらく前にTwitterで、
患者にギターを弾いてもらいながら、
脳の手術をするというのを見て、
手術中に? ギター弾けるのか?!
と気になっていた。

そしたら、この本に書いてあった。
それは「覚醒下手術」のことらしい。
全身麻酔しないで開頭し、
機能を確認しながら手術するのだと。

ほおおおお、ススンデル〜!

いつも何かとケチをつけてしまう、
西洋医学だけども、
こういう進歩は大いに賛成だ。

むかーし、某大学に潜り込み、
脳についての講義を受けてたとき、
脳の機能については、
まだまだわからないことが多いと、
先生はおっしゃっていた。

こういう手術ができるようになって、
それがかなり解明されてきたそうだ。

いわく、
脳の正中にある帯状回を中心にした
ネットワークに異常があると、
認知症などの精神疾患につながるという。

状況の変化に応じて、
脳の使い方のパターンをいったん壊し、
新しい状況に合わせて統合すれば、
いくつになっても脳は成長すると。

で、そのためには、
身体を動かすこと、
規則正しい生活をすること、そして
観察型の瞑想が役立ちますよ、と。

この脳外科医の先生は、
緊張の多いお仕事ゆえに、
アル中ぎみだったそうだけれども、
瞑想を始めてやめられたという。

瞑想やヨガの作用については、
言語化しにくい部分もあるし、
感覚的なものであったりするけど、
こうして脳科学的に説明されると、
右脳と左脳の両方で納得できる。

ちなみに、この本を買うと、
脳のタイプチェックができるのだ。

左脳三次元型、右脳三次元型、
左脳二次元型、右脳二次元型のどれか、
また人間脳、動物脳の+とー、
ストレス耐性などが診断される。

やってみたら。
左脳3次元、右脳優位スタイルで、
左脳40.7%、右脳59.3%と出た。
歴史上の著名人でたとえると坂本龍馬。

そして「ストレス耐性が高い」と。

よし!
これはヨガ+禅の修行成果だな。

詳細はこの本を読んでいただきたいが、
心の問題にはヨガ、瞑想、坐禅が
効果的であることは間違いない。

というわけで、
「心を軽くするヨガ」のコンセプトは
科学的にも裏付けされた。

アシュタンガとリラックス系ヨガ、
禅とインド思想のエッセンスを
ぜんぶまぜまぜにして再構築した
CHAZENオリジナルクラス。

エッセンスは入っているけど、
アシュタンガのように動くこともなく、
坐禅のように動かないこともなく、
さてさて、どんなクラスになるやら、
どうぞお楽しみに。

耳を傾けてくださる人には、
何かしらの役に立つでしょう。

今のところ、
ちょうどよい人数のご予約を
いただいておりますが、
まだお入りいただけます。
http://www.chazenyoga.com/special

『脳と瞑想』_a0077315_20164593.jpg



by chayoga | 2017-11-13 20:17
アシュタンガCHAZEN
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